株式会社CHIMNEY TOWNと株式会社幻冬舎で『パートナーシップ契約』を締結
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とりかえしがつかないぐらい好きになった人 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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まずは数字の共有
10月28日に幕張メッセで開催された世紀の盆踊り大会『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』から一夜明け、さすがに昨日は少しゆっくりできたのかと思いきや、とんでもございません。
昨日は昨日で、『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のオンライン配信映像の編集作業が夜中の3時頃までビッチリと入っておりました。
そう簡単には寝させてくれません(笑)
「疲れ」が無いわけないと思うのですが、それより何より、「自分達が仕掛けたイベントが、どうやらとんでもなかった」ということに後になって気づいて、今はその興奮が「疲れ」に勝っている…という感じです。
アドレナリンがジョボジョボ出とるんです。
まず、チケットですが、一般販売分が完売。再販売した分も完売。
イベント10日前ぐらいに、「子供達もたくさんくるので、子供達が見やすいように(歩き回れるように)、スペースを追加で確保しよう」となって、幕張メッセの11ホールを追加で借りて、その分、一般チケットを再々販売したのですが、それも完売。
「未就学児」は入場無料なので(チケットはいらない)ので、正確な人数は分かりませんが、約1万3000人のお客さんが幕張メッセに集まりました。
分かっている数字をバーっと言うと、出演者の数は「350名」。
クリエイティブのスタッフの人数もそれぐらい。
それとは別で、設営&撤収&当日警備のアルバイトスタッフさんの正確な人数は分かりませんが、アルバイトスタッフさんにお支払いしたギャランティーの合計は「1600万円」。
出店もとんでもない盛り上がりで、僕の知っているところでいうと、スナックCandyが出した「Candy Beer」は2000杯が完売。
バンドザウルスが出した「恐竜印のベビーカステラ」は2000袋が完売。
その他にも、フランクフルト、たこ焼き、焼きそば…といった「祭りの定番」は夕方前には完売したそうです。
踊るイベントなので、皆、腹が減るし、喉がかわくのでしょう。
1万3000人の盆踊り大会に、どれぐらいの在庫を用意して臨めばいいのかは、やってみないと分からないところでしたが、祭りの定番商品であれば、「2000食、2000杯」がイイところっぽいです。
『これだけの数の老若男女が一つになっている』という奇跡
現在もろもろ集計中で、ここから、他の「数字」も明らかになってくるので、また面白いデータがとれれば共有させていただくとして…それより何より、1万人超えの盆踊り大会の景色よ。
今回はカメラ10台で撮影したのですが、中には、地上を歩く僕らでは見ることができない「クレーンカメラの映像(上空から見た『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』)」もあるわけですが、…櫓のまわりに1万数千人が集まり、その人数が踊り狂っている景色は、もうね…とんでもなかったです。
最初見た時、ちょっと言葉を失いました。
ステージから客席は見えていたのですが、クレーンカメラは、ステージよりも更に高いところにありますから、もっともっと俯瞰で見た景色なんです。
その景色が圧巻で…僕はこれまで本当にたくさんのエンターテイメントを見てきましたが、こんな圧倒的な景色は、過去に一度も見たことがありません。
「盆踊りの櫓を囲む1万人のお客さん」というのは、ロックフェスのあの感じとはまた全然違うんです。
何より、お客さんの年齢や性別が偏ってないんです。
『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』は、0歳〜80代までの男女が(偏ることなく)参加していて、僕が見たことが無かったのは「参加人数」というよりも、「『それだけの老若男女が一つになっている』という奇跡みたいな空間」でした。
今日と明日で編集を仕上げきって、まもなくオンライン配信が始まりますが…これは絶対に全員買って見てください。
オンライン配信チケットは2000円なのですが、確実にモトはとれるし、なんかね…最初から最後までずっと楽しいことしかやっていないのに、泣けてくるんです。
いや、むしろ、最初から最後まで楽しいことしかやっていないから、泣けてくるのかもしれません。
※オンライン配信チケットはコチラから→https://l-tike.zaiko.io/e/odoruhalloween
僕としては、子供から爺ちゃん婆ちゃんまでを一つにした張本人が、僕が愛した「エンターテイメント」だったことが何よりも嬉しくて、「この仕事を選び、続けて良かった」と心から思いました。
ついさっきまで、その景色を見ていたから、少し熱くなっちゃっていますが…僕はこの仕事を選び、そして今日まで続ける中で、本当にたくさんのこと(主に人としての幸せ)を諦めてきたんです。
僕の1日も他の人達と同じように「24時間」しかないので、何か大きな挑戦を選ぶには、その準備が必要で、それには何かの時間を犠牲にしなきゃいけなかった。
だけど、そうして、とり返しがつかないぐらい好きになってしまった人が『本物(の人物)』だったことが今回の『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』で再確認できて、これまでの取捨選択の一つ一つが無駄じゃ無かったことが再確認できて、本当に嬉しかったです。
とにかく、オンライン配信は絶対に観てください。
そして可能であれば子供達に見せてあげてください。
この世界の可能性を。
『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のオンライン配信チケットはローチケで絶賛発売中です。
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